太陽系を見てみよう

月ってどんな星?

地球に住む私たちにとってとても身近で文化にも大きな影響を与え日常的に良く見る月ですが、地球から38万4400㎞ととても遠い距離にあります。
休まず歩き続けても10年、あるいはもっとかかります。
地球の唯一の衛星であり、太陽系の中でも5番目に大きな衛星です。地球からはその裏側をみることはできません。
それは月が自転と同時に公転しているため、地球では常に月の前面だけに見えているのです。

月の基本情報

  • 直径: 約3,474.8 km
  • 質量: 地球の約1/81
  • 表面重力: 地球の約1/6
  • 軌道半径: 平均で約384,400 km
  • 公転周期: 約27.3日
  • 自転周期: 公転周期と同じく約27.3日(これにより常に同じ面が地球を向いている)

月の女神アルテミス

アルテミスはギリシャ神話における月の女神であり、狩猟、自然、野生動物、純潔などを司る重要な存在です。
ギリシャ神話に登場する狩りや月の女神で、「ゼウス」と「レト」の子供とされており、 アポロ計画の名前の由来となった「アポロン」という双子の弟がいることで有名です。
弟のアポロンは多彩な才能を持ち、太陽神として名を馳せていましたが、アルテミスも月の女神としてまた狩りの名人として活躍していました。
司るものは月、狩猟、野生動物、自然、純潔、処女性、女性の守護神。
アルテミスは古代の神話における強力で独立した女性像を代表しており、その影響は現代にも続いています。